創業計画書の「文章の部分」の詳しい内容については
次のリンク先をご覧ください。
保証協会指定の形式以外の独自の創業計画書で作成してもよいですか?
創業計画書を自分で作成するのにかかる時間はどれくらいですか?
会社外部の分析の切り口について、最低、どの分析をすれば良いですか。
SWOT外部分析の切り口、PESTとは、例えばどんなものがありますか?
創業計画書と事業計画書、経営改善計画書、事業再生計画書の違いは何ですか?
公庫や信用保証協会に提出して、融資を得られた創業計画書の見本ってありますか?
パンフレットなども提出したいのですが、これは面接の時に渡せばよいでしょうか?
SWOT分析の切り口の中で「立地」という項目がありますが、これは何ですか?
異なる業種のアルバイト経験は、創業計画書にあえて書かない方が良いですか。
創業計画書は手書きで作成するのが良いと聞きました。本当ですか?
信用保証協会の創業計画書「従業員の人数」には、社長である私も含めるのでしょうか。
経営者の略歴、事業経験を記入しています。経歴の数が多く、欄に書ききれません。
創業計画書に添付する別紙は、だいたいどれくらいの分量になりますか。
創業動機=経営理念を「もうかりそうだから」にしてはマズいですか。
競合分析とか、市場分析とか、データやグラフを用意したりする必要がありますか?
「創業計画書は1ページにまとめろ!」という話を聞きました。別紙はない方が良いですか。
千葉県創業融資の申請についてですが、
千葉県創業融資申込書と千葉創業融資経歴書のフォーマットを使用して
作成しなければならないのでしょうか?
独自に創業計画書を作成してみたのですが。
千葉県保証協会の方も「杓子定規で申し訳ない」と言っておりましたが、
これを必ず使用しなければならないとのことです。
主な内容、数字を記入し、ノウハウやその他自由記述については
「別紙創業計画書参照」で問題ないとのことです。
経歴書も「勤務先」と「年月」を書き、
「勤務内容」は別紙参照で良いとのことでした。
千葉県以外の信用保証協会も同じです。
別形式の創業計画書を提出する場合でも、
保証協会指定の創業計画書も提出する必要がありますので、ご注意ください。
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信用保証協会の創業計画書様式は全国共通なんですか?
東京信用保証協会のものを埼玉信用保証協会に使っても大丈夫ですか?
使えません。
各都道府県の保証協会指定の創業計画書を使います。
各保証協会のホームページで入手するか、
問い合わせてFAXで送ってもらいます。
様式は異なりますが、書く内容はほとんど同じです。
とりあえず東京信用保証協会の様式で下書きしておき、
他県の様式に転記するというやり方もあります。
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創業計画書を自分で作成するのにかかる時間はどれくらいですか?
1週間前後で作成される方が多いです。
審査面談に備え、みなさま創業計画書の文章の部分の作成に
時間をかけていらっしゃいます。
数字の部分は、たんたんと計算していくだけなので、
計算内容を理解していれば、意外と時間はかかりません。
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会社外部の分析の切り口がいろいろありますが、時間がないです。
最低、どの分析をすれば良いですか。
どうしても時間がない場合は、せめて競争相手を調べてください。
競争相手のお店に実際に足を運んだり、
ホームページをのぞいて、品揃えや価格、広告宣伝などのやり方を見てみます。
自分の会社と競争相手を比較することで、
機会や脅威だけでなく、自社の強みや弱み、
独自性といったものがはっきりします。
創業計画書での自社アピールにつながります。
あとはご自身の経験や常識感覚から、会社外部の事実を取り出します。
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SWOT外部分析の切り口、PESTとは、例えばどんなものがありますか?
例えば、コンビニ業界を例にすると、以下の通りです。
■P(政治)=法規制、税制、最高裁の判例、政府や関連団体の行動
→酒類規制、食品安全規制、公正取引政策、医薬品規制。
■E(経済)=景気、価格変動(インフレ・デフレ)、為替相場、金利
→デフレ進行、地価・賃料水準、物流コスト、金融機関のリストラ。
■S(社会)=人口の動き、世論や社会的意識、教育レベル、自然環境
→店舗周辺の人口、男女別年齢別人口、独身者数、女性・高齢者の就業率、
自然・健康志向、食品安全・衛生に関する問題。
■T(技術)=技術革新、特許
→IT技術の進化、インターネットの普及、ICタグの進化。
(出典:経済産業省「地域金融人材育成システム・テキスト」)
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創業計画書は事業計画書の1つということですが、
世の中には経営改善計画書、事業再生計画書などいろんな計画書があふれています。
それぞれの違いは何ですか?
これらは全て売上利益の予定表であり、事業計画書の仲間です。
違いについては、ざっくりと、以下の通りです。
▼作成されるタイミング
創業計画書は会社1年目に作るもの。
事業計画書は2年目以降に作るもの。
経営改善計画書は経営がちょっと厳しくなったら作るもの。
事業再生計画書は経営がとても厳しくなったら作るもの。
▼計画書作成の根拠
創業計画書は会社に実績がないため、見込みだけから作成するものです。
やってみないと分からない面があり、計画と大きくズレる傾向があります。
他の3つの計画書は実績を元にして、作成するものです。
創業計画書に比べると、現実的な金額になります。
▼使い方、提出先
事業計画書は金融機関に提出を求められることがありますけれども、
基本的に会社内部で使うものです。
外部の人にチェックされることはありません。
一方、他の計画書は金融機関に提出するものです。
特に、経営改善計画書と事業再生計画書は、
借入条件の変更や借金の減額を、
金融機関にお願いするために作るもので、
計画書の内容は現実的なのか、計画に近い実績があがっているか、
厳しくチェックされます。
4つとも事業計画書の仲間ですので、作り方、使い方もほとんど同じです。
創業計画書の作成を通じてそれを身に付けておけば、
すべての事業計画書を作成することができます。
といっても、
経営改善計画書と事業再生計画書は作らないに越したことはありません。
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公庫や信用保証協会に提出して、
融資を得られた創業計画書の見本ってありますか?
参考にしたいので、見せてもらいたいのですが。
当事務所では過去に創業計画書の見本をホームページで公開しておりました。
しかし、現在はあえて見せないようにしております。
公開すると、みなさまの創業計画書の文章が見本と似たようなものになり、
薄っぺらくなってしまうからです。
「創業動機は小さい頃からの夢でした…」という見本を見せると、
みなさま本当に、面白いくらいに、
「創業動機は小さい頃からの夢でした…」という文章を作ってこられます。
創業動機は人それぞれで、カブることはほとんどありません。
見本をマネしたことが明らかです。
事業に対する熱い想いを伝えるには、
ご自身で考えた言葉を使うのが一番です。
心を鬼にして非公開としております。
その代わり、
「創業計画書作成セミナー」では実例を一部お見せしております。
実物があった方が分量や書き方をイメージしやすいからです。
セミナーのお申し込みは次のリンク先をごらんください。
また、「お客様の声」のところに紹介している、
お客様それぞれの「強み」は
企業秘密、個人情報部分を除いて
金融機関に提出した創業計画書の記載内容そのままです。
書き方の参考にしていただければと思います。
「強み」は簡単にマネ出来るものではなく、
だからこそ「強み」であるといえます。
コピー貼り付けすることはできません。
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創業計画書と一緒にパンフレットなども提出したいのですが、
これは面接の時に渡せばよいでしょうか?
できれば、すべて申込の時に提出した方が良いです。
面接時に提出するのをうっかり忘れる可能性もあるからです。
すべてを用意する時間がない場合、
あらかじめ担当者に読んでおいてもらいたいもの、
読むのに時間がかかるものを事前に提出しましょう。
例えば、会社概要のパンフレットは前もって提出した方がよいです。
相手がすぐに理解できるようなものは面接の時に渡してかまいません。
メニュー(案)、顧客リストなどです。
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SWOT分析の切り口の中で「立地」という項目がありますが、これは何ですか?
立地とは、会社や店舗がある場所のことです。
標的とするお客様に近い場所、お客様が来店しやすい場所に
会社、店舗があれば強みになります。
例えば、飲食店でサラリーマンランチ客を狙うのであれば、
ビジネス街にお店があれば強みになりますし、
夜の時間帯のサラリーマン帰宅客を狙うのであれば、
帰り道に必ず近くを通る、飲んですぐに電車やタクシーで帰れる、
駅周辺にお店があれば強みになります。
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前職はパン屋で、会社を設立して同じパン屋を開業する予定です。
退職してから会社を設立するまでの数ヶ月間、
生活のため、パン屋とは全く異なる業種でアルバイトしています。
創業計画書の「事業経験、経歴」のところにはあえて書かない方が良いですか。
開業準備をすすめる間、生活費は必要です。
アルバイトしても問題ありませんし、
それがパン屋のアルバイトである必要もありません。
書いても問題ありません。
逆に、書かずに何ヶ月間も空白期間を残してしまうと
突っ込まれる可能性があります。
書き方は少し工夫をして、
「生活のため、別業種のアルバイトに従事しましたが、
今後のパン屋営業にもプラスになる経験でした」
という風にします。事業経験の流れが自然になります。
「接客感覚がにぶらないよう、接客のアルバイトを選んだ」
「前職時代のお客さんに紹介してもらった」(人脈アピール)
「別業種の店舗経営ノウハウを一度見ておきたいと思ったから」
何かしらプラスになる面はあるはずです。
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公庫や信用保証協会が指定する創業計画書に書くにあたり
「手書きした方が金融機関の評価が高くなる」
と耳にしたことがあります。
エクセルなど、パソコンを使って作成しない方が良いのでしょうか。
パソコンで作成しても、まったく問題ありません。
公庫や信用保証協会自身が
エクセルやワードで形式を提供しております。
パソコン作成で大丈夫です。
確かに、10年ほど前は、
手書きした方が、金融機関の評価が高い、という時期がありました。
実際、公庫担当者から「手書きで作ってほしかったなあ」
と言わるケースもありました。
その理由は、
手作り感が出て、他人に丸投げしていない、
社長自身が作った創業計画書と思われやすかったからです。
しかし、現在は、手書きの方が有利ということはありません。
公庫は、インターネット申込が主流になっております。
エクセルやワードで作った創業計画書データをそのまま送る形ですので
パソコンで創業計画書を作成する前提になっております。
当事務所の創業計画書作成支援もパソコンです。
文章量が多くなりますので、
パソコンで作った方がきれいで読みやすいです。
当事務所が作成支援した創業計画書は
「社長ご自身が考えた内容である」
と公庫や金融機関の方にご理解頂いております。
わざわざ手書きする必要はありません。
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信用保証協会の創業計画書に「従業員の人数」を記入する欄があります。
この人数には、社長である私も含めるのでしょうか。
含めません。
役員以外の従業員の数となります。
代表取締役1人、取締役2人、従業員2人、計5人の会社の場合、
「従業員の人数」は「2人」となります。
個人事業主の方の場合も同様に、
ご自身以外の従業員の人数をご記入ください。
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経営者の略歴、事業経験を記入しています。
「○年○月~○年○月 A株式会社で○○に従事」
と書いているんですけれども、
これまでの経歴の数が多く、欄に書ききれません。
どうすれば良いですか。
書ききれないものは別紙に書いて提出すると良いです。
創業する事業に関係する経歴については、分量を多く、詳しく書きます。
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公庫や信用保証協会の創業計画書の欄に書ききれない分は
数枚程度の別紙を付けても良いということでした。
だいたいどれくらいの分量になるのか、参考に教えてください。
当事務所が支援したケースでいうと、
別紙はワード形式で5枚前後になることが多いです。
■経営者の略歴や事業経験の別紙=1枚~2枚
■取扱い商品・サービスの別紙=1枚~2枚
■セールスポイントの別紙=1枚~2枚
他にも追加でアピール文章を付けることもありますけれども、
10枚を超えることは、ほとんどありません。
エクセル形式だと、文字サイズを小さくおさえて
別紙1枚でまとめることもあります。
あくまで別紙です。
メインは公庫や信用保証協会が指定する形式の創業計画書です。
文章内容は重複しません。
同じ文章が重複する別形式の創業計画書を提出した場合、
二度手間、読むのに時間がかかるため、
印象が悪くなる場合があります。ご注意ください。
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飲食店経営を考えています。
創業動機=経営理念をどのようにするか考えています。
正直なところ、事業を始めた理由は「もうかりそうだから」です。
これをそのまま経営理念=創業動機にしてはマズいですか。
そのまま創業動機にするのはやめた方が良いです。
飲食店を始める理由としては弱いです。
「もうけるだけなら、別に飲食店じゃなくてもいいですよね」
と金融機関側も不安になります。
飲食店開業への熱い想いが感じられません。
もうけは事業の結果です。
もうかる、もうからないの前に、
なぜその事業を選んだのか、なぜ独立しようと思ったのか、
なぜ今のタイミングなのか、
自分自身を振り返り、経営理念=創業動機を整理してみてください。
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公庫指定の創業計画書の中で、
「競合・市場など企業を取り巻く状況」という欄があります。
競合分析とか、市場分析とか、
いろんなデータやグラフを用意したりする必要がありますか?
専門家に依頼しないと厳しい気がします…。
データやグラフを用意する必要はありません。
専門家に依頼する必要もありません。
あやしい専門家による色鮮やかな市場分析よりも、
長年、業界の中で実際に仕事をしてきた、
ご自身が肌で感じている景気状況を
文章で述べた方が説得力があります。
私自身、中小企業診断士として、
さまざまな事業計画書を見てきましたけれども、
データやグラフを無駄に多用する、
見た目が派手な事業計画書は中身が無いことが多いです。
だから見た目でごまかします。
都合の良いデータはインターネット上や図書館から
いくらでも拾ってこれます。
金融機関担当者も簡単に見抜きます。
きちんとした専門家の業界分析、市場分析を参考にしたいのであれば、
SWOT分析のところで説明した「業種別審査事典」を参考にすると良いです。
大きめの図書館に置いてあります。誰でも見れます。
競合分析についても、
ご自身が実際に、競合店に足を運び、
業界のプロとしての視点から、比較観察した内容を述べた方が良いです。
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決算を一度むかえた後、公庫に申し込む場合は、
創業計画書ではなく、「企業概要書」を提出するということですけれども、
書き方を教えてください。
企業概要書は、創業計画書とほとんど同じ内容です。
どちらも事業計画書ですので、書き方も同じです。
公庫の場合、
1年目の事業計画書=創業計画書
2年目の事業計画書=企業概要書
と呼んでいる、というだけです。
実際の企業概要書をごらんになりたい方は、
公庫ホームページからダウンロードしてください。
実際、以下の表のとおり、記入項目もほとんど同じです。
▼比較項目 | |
【概要書】 企業概要書 | 【創業計画】 創業計画書(公庫) |
▼記入項目の比較 | |
1企業の沿革・経営者の略歴等 | 1 創業の動機 |
2従業員 | 2 経営者の略歴等 |
3関連企業 | 3 取扱商品・サービス(詳細比較は下記参照) |
4お借り入れの状況 | 4 従業員 |
5取扱商品・サービス(詳細比較は下記参照) | 5 取引先・取引関係等 |
6 関連企業 | |
6取引先・取引関係等 | 7 お借り入れの状況 |
8 必要な資金と調達方法 | |
9 事業の見通し | |
10 自由記述欄 | |
色がついている項目は、企業概要書と創業計画書で共通する項目です。 企業概要書はすでに創業している会社が使用する書類ですので 創業計画書の「1 創業動機」は書く必要がございませんし 数字の部分(8と9の項目)も不要です。 企業概要書に書く代わりに、決算書の実績数値が求められます。 企業概要書よりも、創業計画書の方が記入項目数は多いです。 | |
▼「取扱商品・サービス」項目の詳細比較 | |
【概要書】 ■事業内容 ■取扱商品・サービスの内容 ■客単価、受注単価、営業日数、定休日、営業時間 ■売上の季節変動 ■主な設備 ■セールスポイント ■販売ターゲット・販売戦略 ■競合・市場など企業を取り巻く状況 ■悩みや苦労している点、欲しいアドバイス等 | 【創業計画】 ■事業内容 ■取扱商品・サービスの内容 ■客単価、受注単価、営業日数、定休日、営業時間 ■セールスポイント ■販売ターゲット・販売戦略 ■競合・市場など企業を取り巻く状況 |
「取扱商品・サービス」=企業概要書の5番目=創業計画書の3番目の内容もほとんど同じです。 客単価(売上単価)や受注単価(仕入単価)、売上の季節変動については 「創業計画書の数字の部分を作る①~⑥創業計画書」で解説しております。 企業概要書の最後の項目、「悩みや苦労している点、欲しいアドバイス等」は 創業計画書の「9.自由記述欄」の書き方と同じです。 創業計画書の作り方は、企業概要書の作成にそのまま使えます。 | |
▼添付書類 | |
【概要書】 ■決算申告書 ■月次事業計画書 ■資金繰り表 | 【創業計画】 ■月次創業計画書 ■資金繰り表 |
企業概要書に数字を細かく記入しない代わりに、決算申告書を提出する必要があります。 月次事業計画書は月次創業計画書と同じく、今後の売上と利益の見込み数値を月ごとに記入したものです。 作り方も同じです。資金繰り表と一緒に別紙の形で添付します。 書類の書式、形式が少し違いますけれども、結局、 公庫に提出する情報は、創業計画書も企業概要書も同じということです。 |
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公庫の創業計画書を作成しようと思っています。
おたくさまホームページの通り、別紙を付けようと思っていたのですけれども、
「創業計画書は1ページにまとめろ!」
という話も聞きました。いったいどうすればよろしいのでしょうか。
別紙を付けた方が良いです。
公庫指定の創業計画書を、一度ごらんになれば、
その理由が分かります。
行数が少ないです。
社長の熱い想いと人柄やセールスポイントを伝えるには、
ある程度の文章量が必要です。別紙を付けないと、
味気ない単語を並べて終わりになってしまいます。
「書けなかった部分は直接、面接で伝えれば良い」
という意見もあると思いますけれども、
本番で緊張して上手く伝えられなかったり、言うのを忘れたりする危険もあります。
このような状況を避けるためにも、別紙を使った方が良いです。
現役公庫担当者の方も「別紙を付けても良い」とおっしゃっています。
遠慮なく付けるとよいです。
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信用保証協会(自治体窓口)で申し込むんですけれども、
せっかく作ったのでSWOT分析の表も出そうと思います。
S(強み)W(弱み)O(機会)T(脅威)の説明文も付けます。
4つのうち、どれから先に書けば良いですか。
O(機会)→T(脅威)→S(強み)→W(弱み)という順序が一般的です。
外部環境分析から始まり、内部環境分析に続くという流れです。
外部環境分析=O(機会)→T(脅威)
↓
内部環境分析=S(強み)→W(弱み)
企業努力では変えることが難しい与えられた条件(外部環境)があり、
それに向かって企業はこのように対応していく(内部環境)という
話の流れにした方が、読み手も理解しやすいです。
良い情報、アピールしたい情報を最初に出します。
O(機会)が先でT(脅威)は後
S(強み)が先でW(弱み)は後です。
その重要性や積極性が相手に伝わりやすいです。
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