トップページ > 助成金や補助金も使う! > 助成金や補助金の探し方
国や多くの地方自治体が
さまざまな助成金や補助金制度を用意しています。
ひとつひとつ電話で問い合わせるのも
全てのホームページに行って調べるのも難しいです。
そこで、
利用できる助成金や補助金を探すための3つの方法を紹介します。
「J‐Net21」という、ホームページの中の、
「支援情報ヘッドライン」という機能を使って
使える助成金や補助金を探すことができます。
「独立行政法人 中小企業基盤整備機構」が運営しています。
国および全国都道府県市町村が提供している
助成金、補助金情報を検索することができます。
簡単に、使い方を説明します。
助成金や補助金を探す場合、
一番左側の「補助金・助成金・融資」のチェックはそのままで
「イベント・セミナー」と「その他」のチェックは、クリックして外します。
地図から、探したい地域の都道府県を選ぶと
以下の検索条件画面が表示されます。
種類、分野を選択して、
「検索実行」ボタンを押します。
意外な補助金が用意されていることもありますので、
「分野」を選択せず、「すべて」のまま
広く探してみるのも手です。
というのは、
利用目的「起業・創業」を選択すると、
創業者向けの制度が表示されますけれども、
他の利用目的「人材育成・雇用」、「市場開拓」などにも
創業者が利用できる制度が含まれていることがあるからです。
「人材育成・雇用」関係の助成金は、
厚生労働省が多く実施しています。
「J-Net21」でも検索できますけれども、
厚生労働省関係の助成金は
省庁のホームページでも検索できます。
「商工会議所」や「商工会」、自治体が運営する「産業振興センター」は
管轄地域の事業者に向けてさまざまな経営情報を提供しています。
補助金や助成金の情報にも詳しく、
会社の状況や業種に応じて、利用できるものがないか
相談に乗ってくれます。
場所はインターネットで検索できます。
電話相談も可能です。
→商工会議所と商工会どっち?
→産業振興センター名称はさまざま
「J-Net21」で探しても
良く分からないという方は、問い合わせた方が早いと思います。
「J-Net21」の助成金、補助金情報は、
「独立行政法人 中小企業基盤整備機構」がコツコツ収集して掲載しています。
多くの助成金、補助金が掲載されているのですけれども
全部掲載されているとは限りません。
特に区市町村関係の助成金、補助金情報は少ないです。
もれなく探す場合は、
自治体ホームページに行って直接探す必要があります。
例えば、東京都の各区では
ホームページ作成補助金を提供していることがあります。
当事務所のホームページは、
区の補助金を受けて作成しました。
しかし、当時、
「J-Net21」で検索しても、この補助金は出てきませんでした。
「J-Net21」に未登録の区だったからです。
直接、区のホームページに行って、検索して、はじめて発見できました。
このような場合もありますので、
事業を開始する予定の区市町村自治体ホームページに行き、
「助成金」、「補助金」などのキーワードで
ホームページ内を検索してみましょう。
利用可能なものが見つかるかもしれません。
ちなみに、
当事務所が利用した
区のホームページ作成補助金は作成費用の半分まで、
金額上限は4万円でした。
金額が大きくないので、事業計画書まで作る必要はなく、
申請書類1枚だけで済みました。
住民税の滞納があると、
その自治体の制度は利用できませんのでご注意ください。
以上、助成金や補助金の内容や探し方について説明しました。
創業時の資金調達方法として、他にも
ベンチャーキャピタル、クラウドファンディング
という方法があります。
インターネットを使って人々に資金協力を呼びかけるものです。
助成金や補助金と同じく、創業融資といっしょに利用できます。
引き続き、これらについて説明していきます。
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